インコタームズ2010(貿易条件の解釈に関する国際規則)

インコタームズ2010(貿易条件の解釈に関する国際規則)とはー

 

moerschy / Pixabay

それぞれの国での貿易条件の解釈のずれによる、誤解や行き違いを回避するために制定された、インコタームズを、商慣習の変化に伴って数次の改訂を経て、2011年1月1日発効された規則。

インコタームズ2010が現在最新版である。

回改訂2000年版から10年ぶりの改訂となった2010規則は、輸送実務の変化、無関税の自由貿易国の拡大など時代の変化に合わせた構成や変更がなされている。

 

2000年版のDグループにあった4条件が廃止され、新たに2つの規則を加えた合計11の規則で構成され、あらゆる輸送形態に適した規則と、海上および内陸水路輸送のための規則の、2つのクラスに分類されている。

また、インコタームズ 2010は、各条件の売主と買主の義務をそれぞれの項目に分けて整理し、説明してる。

 

前規則のインコタームズ2000との違いは、長年にわたり、FOB・CFR・CIFの各条件で危険負担の分岐点として想定されていた「本船の手すり (Ship’s Rail)」の文言が削除され、物品の危険は「物品が本船の船上に置かれた(On board)」時に売主から買主に移転するとしている。

更に、国内での売買契約にも使用可能な規則であることを明確化し、副題を、国際貿易取引に適用する規則から、国内および国際取引条件の使用に関するICC規則とした。

これはEU加盟諸国域内などでの取引や、米国国内で「統一商法典」の代わりに使用しようとする動きを反映したものである。

 

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